五輪担当相に遠藤利明氏

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(ATR Japan)菅義偉官房長官は6月25日午前の記者会見で、2020年の東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会担当大臣に元文部科学副大臣の遠藤利明衆議院議員を起用することを発表した。25日に施行された五輪・パラリンピック特別措置法に基づく専任大臣の起用だ。また、大臣の補佐として丹羽秀樹副文科相を副内閣府大臣、山本朋広文科政務官兼復興政務官を内閣政務官にそれぞれ任命した。

菅官房長官は「スポーツ行政に関する幅広い知識、経験、さらに豊富な政治経験を生かし、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて各省庁の総合調整を担う担当大臣として最適」と説明した。

遠藤氏は「日本の皆さんが一緒になって開催し成功に向けて努力する、そんなオリンピック・パラリンピック、まさに一丸となったチーム遠藤として仕事をしていきたい。オリンピックを通じて、世界の皆さんに日本の持つ力、技術やおもてなしの心、復興への努力などをしっかり発信していきたい」と述べた。

組織委員会の森喜朗会長は「遠藤利明氏が、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣に就任されたことを心から歓迎します。今後、2020年に向けて、ラグビーワールドカップ2019が開催され、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会へと続きますが、大会の成功に向けて存分に力を発揮していただけることと期待しております」とコメントした。

東京都の舛添要一知事は「東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣に遠藤利明議員が就任されたことを、東京都として心より歓迎いたします。遠藤大臣は、これまで東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員 会理事として、大会準備に尽力されてきました。この豊富な経験を活かし、更に手腕を発揮していだきたいと思っております」とコメントした。

日本オリンピック委員会会長で組織委員会の副会長の武田恆和氏は「東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣に遠藤利明議員が就任されたことを、スポーツ界を代表して心よりお祝い申し上げます。遠藤大臣は、これまで我が国の選手強化のためのシステム作りや、東京2020オリンピック・パラリンピック招致に多大な貢献をされ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事としても大会準備に尽力されてきました。これらの深い知識と経験を活かして、更に手腕を発揮していただくことを期待しております」とコメントした。

日本パラリンピック委員会会長の鳥原光憲氏は「東京オリンピック・パラリンピック担当大臣に遠藤利明議員が就任されたことを、日本パラリンピック委員会として心より歓迎いたします。遠藤大臣は、スポーツ基本法の制定をはじめ、様々なスポーツ施策において、障がいのある方々も包容したスポーツ振興に尽力されてきました。その深い見識と豊富な経験を活かし、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて、手腕を発揮していただけるものと確信しております」とコメントした。

また、遠藤氏起用について、25日に行われた2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の第3回アスリート委員会の場で、アスリート委員会の鈴木大地委員長は「(東京五輪・パラリンピックは)何十年に一度の国家的事業、国が本腰を上げてオリンピック・パラリンピック開催の成功に向けて取り組んでいく、そういう姿勢を日本だけではなく、世界にもアピールする上で大変心強いのではないかと思っている」と述べた。

同委員会に出席していた、組織委員会の室伏広治理事は「政府もオリンピック・パラリンピックにより力を入れていただけるような体制ができたということで、オールジャパンの体制になってきた。リオのオリンピックが来年に控えており、その後の東京に向けての流れというのは本当にあっという間に来ると思うが、体制がいよいよできつつあるのではないか。(遠藤氏は)全てのスポーツに目を向けていくところに関して、見習って一緒に取り組んでいきたいと思っている。」と話した。(橋本大周)