「決め打ちはしないでほしい」と都知事にIOC会長要望 会場問題

(定例会見に臨む小池百合子都知事 布原弘基撮影)

(ATR Japan)小池百合子東京都知事は10月28日都庁で定例会見を行い、2020年東京五輪・パラリンピックのボート・カヌー会場問題について国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長から「(会場の)決め打ちはしないでほしい。複数の中で調整をしたい」と要請されていたことを明かにした。

 これに対して都知事は「いくつかの選択肢をまとめながら4者(都、政府、組織員会、IOC)のワーキングチームや会議にかけて答えを出していく」と話した。都知事はこれまで都としての結論を10月中に出すとしていたがバッハ会長の計らいや要求もあり「少しこれまでとは(状況が)変わってきている」と弁明した。

 また現在、都政改革本部の調査チームが会場の絞り込みを行っていることや、工期日程、選手への配慮といった観点からも4者協議について都知事は「(会場選びの)ラスト、ラスト・チャンスの日程間隔」と強調し会場の最終決定へ意気込みを見せた。(布原弘基)