野球・ソフト、福島で開催へ 「復興五輪1つのシンボルに」=内堀知事

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(野球・ソフトボールの福島開催について会談する組織委の森会長(右)と内堀雅雄知事(左) 橋本大周撮影)

(ATR Japan)2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は9日、都内で第16回理事会を開催し、2020年大会で行われる野球・ソフトボール競技の一部を福島県内で開催する方針を承認した。理事会後、組織委の森喜朗会長と会談した福島県の内堀雅雄知事は「復興五輪の1つのシンボルになれれば良いと思う」と話し、2011年東日本大震災から10年目となる節目に、福島の復興を国内外にアピールする狙いを語った。

 これまで、福島県は追加種目に決定した野球・ソフトボール競技の一部の試合を県内で開催することを組織委に要請してきた。今回の理事会で承認されたことで、正式に検討を開始する。内堀知事は「組織委と連携し、詳細を詰めて実際に福島県で競技を開催できるよう力を尽くしていきたい」と話し、会場に関する今後の具体的な協議への参画に意欲を示した。

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長らは来週、候補に挙がっている福島市、郡山市、いわき市の3球場を視察する予定。会場の選定や施設整備の費用負担については、福島県の意見や要望を踏まえ国際オリンピック委員会(IOC)、政府、東京都、組織委の4者の実務者による作業部会で検討され、12月上旬に開催されるIOC理事会で承認される。(橋本大周)