大会での「食品ロス」削減へ 廃棄量の可視化がカギ=東京五輪パラ組織委

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(会議に臨む池田信太郎委員 神尾大樹撮影)

(ATR Japan)2020東京五輪・パラリンピック組織委員会は5月30日、都内で第3回飲食戦略検討会議を開き、大会中の食べられずに廃棄されてしまう「食品ロス」の削減方法について協議した。射撃の元パラリンピック選手である田口亜希委員は「(自身がパラ大会に出場した際は)食べ物を適当に取って残したりしていた。(食品ロス問題を)選手に意識させる必要がある」と述べ、食品の廃棄量を可視化していく必要性を訴えた。それを受けて「(東京五輪を)選手自身が食品ロスに目を向ける位置づけとなる大会にしていければ良い」といった声も上がった。

会議では前回に引き続きリユース食器についても議論があり、導入に向けた検討がなされた。バドミントンの元五輪選手である池田信太郎委員は「すべてにリユース食器を使用するのは非現実的である」との考えを述べた。そのうえで、使い捨ての食器を用いる際には「(あらゆるデザインを施すことで)食器に付加価値を与えていければ良いのではないか」と語った。(神尾大樹)