スノボ、鬼塚「バックサイドダブルコーク1080」で2つの「金」目指す

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(ATR Japan)スノーボード女子の鬼塚雅(19=星野リゾート)がスロープスタイルとビッグエアの2種目で金メダルを目指す。15年スロープスタイルで世界選手権を制した19歳は、昨年12月ビッグエアW杯でも2位に入った。
 スロープスタイルは、コース上にあるレールとボックスを攻略するジブ・セクションと、アイテムと呼ばれるジャンプ台を滑り降りるジャンプ・セクションの演技を連続して行い、その技の流れや難易度、完成度などを採点で競う。各選手2本滑ることができ、点数の高い方の記録がその選手の得点となる。ビッグエアは平昌五輪からの新種目で、高さ49m最高斜度40度の傾斜のある台から滑り降り、ジャンプ台へと向かい、空中での回転技の難易度や完成度を競う。各選手3回飛ぶことができ、そのうち点数の高い2回の合計点が得点となる。
 鬼塚には平昌に向けての秘策がある。「バックサイドダブルコーク1080」だ。この技は縦に2回転、横に3回転(1080度回転)する大技でスロープスタイルとビックエア両方の競技で使用することが出来る。鬼塚はこの大技を昨年5月の練習中に成功させた。しかし、まだ公式戦では成功していない。一方、ライバルであるアンナ・ガサー(オーストリア)はこの技を公式戦で決めている。金メダルは「バックサイドダブルコーク1080」の出来にかかっている。
 今季はここまでスロープスタイルの世界選手権で2位、ビッグエアW杯に2戦出場し、どちらも2位。ともに表彰台の頂を狙える位置にいる。19歳の新鋭が平昌の舞台で輝く姿に目が離せない。(前田桃花)

鬼塚雅(おにつか・みやび)
日本女子プロスノーボーダー。種目はスロープスタイルとビッグエア。1998年10月生まれ。熊本県出身。5歳からスノーボードを始める。早稲田大学在籍。2015年女子スロープスタイル世界選手権にて最年少優勝。今季は、昨年9月にニュージーランドで行われたスロープスタイル世界選手権で2位、ビッグエアでは昨年11月と今年1月に行われたW杯でそれぞれ2位に入賞。今大会では、スロープスタイル(11日13:30~)、ビッグエア(19日9:30~)に出場予定。