女子バイアスロン、立崎芙由子が万全の状態でメダルを狙う

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(ATR Japan)2月9日に開幕する平昌オリンピックでひときわ異彩を放っている競技・バイアスロン。クロスカントリースキーと射撃を合わせた競技で大きく個人、スプリント、リレー、パシュート、マススタートに分けられる。それぞれスキー距離と射撃の精度によって順位を競う。スキーで体力消耗した状態の中、どれだけ平常心を保ち正確な射撃ができるかが見どころ。強靭な肉体と、冷静な思考が必要な競技である。
 注目は女子の立崎芙由子(29=自衛隊)だ。1月28日に開催された欧州選手権で、国際バイアスロン連合(IBU)主催の国際大会では日本勢初となる表彰台に立った。
秋田生まれの29歳。祖父は野山で熊などの獲物を捕獲する伝統的狩猟「マタギ」で、射撃のセンスは折り紙付きだ。自衛隊に入隊してから始めたバイアスロンでは、すぐさま国際大会で結果を出した。2015年には同じくバイアスロンの選手である幹人さんと結婚し、今大会には夫婦ともに出場する。
前哨戦で最高の結果を残した立崎。本番でのメダル奪取に死角はない。(宮本勇彦)

立崎芙由子(たちざき・ふゆこ)
1989年1月13日(29歳)秋田県北秋田市生まれ。秋田県立米内沢高等学校(現秋田北鷹高等学校)卒業後、自衛隊に入隊。
 高校在学時、スキー部でクロスカントリーをし、3年連続でインターハイ出場。自衛隊入隊時からバイアスロンを始める。競技をはじめて間もない2008年3月の宮城スキー大会国際競技会で優勝し、翌年のバイアスロン世界選手権に初出場。そして、2010年、バンクーバー五輪日本代表に選出。2014年のソチ五輪日本代表にも選出された。
今シーズンは1月にイタリアで行われた欧州選手権で3位入賞。日本人初となる表彰台に立った。
 2015年に結婚した夫の幹人さんとともに、夫婦で出場する2人の活躍に注目だ。