5大会ぶり男女出場のカーリング、初のメダル獲得なるか

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(ATR Japan)2月9日に開幕する平昌オリンピックでメダルの獲得が大いに期待されるのがカーリングである。
 カーリングは4人1チームで行われる。1人2球ずつ、相手チームと交互に投球とスイープ(ブラシで氷を磨き、ストーンの進路を調整する)を行い、合計16球が投げられた時点で1エンドとなり、これを10エンドまで繰り返す。1エンド終了時点でハウスと呼ばれる円の中心にいちばん近いストーンがあるチームに点が入り、高度な戦略やテクニックが必要とされることから「氷上のチェス」と呼ばれている。
 日本代表として男子はSC軽井沢クラブ、女子はLS北見が出場する。女子はカーリングが正式種目となった1998年の長野大会から6大会連続の出場だが、男子は20年ぶりの出場となり、男女揃っての出場は5大会ぶりとなる。過去のオリンピック大会でのメダル獲得はないが、SC軽井沢クラブは日本選手権で5連覇、LS北見は2016年の世界選手権で日本勢として初の銀メダルを獲得するなど共に非常にレベルが高く、メダル獲得に期待が高まる。
女子チームでスキップと呼ばれる司令塔的ポジションを務めるのが藤澤五月(26=株式会社コンサルトジャパン)である。藤澤は以前まで強豪・中部電力カーリング部に所属していたが、2015年、LS北見の創立者でもある本橋麻里(31=NTTラーニングシステムズ)のスカウトにより移籍した。一度に大量得点を狙う大胆なプレースタイルが特徴で、初のオリンピック出場となる。自慢のチームワークを武器に、虎視眈々とメダルを狙う。
男子女子共に14日から予選が行われ、男子は24日、女子は25日に決勝戦が行われる。(小寺梓)

藤澤五月(ふじさわ・さつき)
1991年5月24日生まれ。北海道北見市出身。親の影響で5歳からカーリングを始める。高校卒業後中部電力に入社し、カーリング部に所属。最年少ながらもスキップを務め、チームを2011~2013年の日本選手権3連覇へと導いた。2015年ロコ・ソラーレに移籍し、“不動のスキップ”として活躍している。