野球・ソフト、同じ球場で実施へ 予選は被災地で開催の可能性も

(NPBの熊崎勝彦コミッショナー 平田秀介撮影)

 (ATR Japan)2020年東京五輪・パラリンピッ組織委員会は7月12日、大会追加種目として国際オリンピック委員会(IOC)に提案する野球とソフトボールについて、日本プロ野球機構(NPB)、全日本野球協会(BFJ)、日本ソフトボール協会(JSA)の3者と会談した。課題となっている会場の選定については、プロ野球で使用されている東京近郊の球場十数カ所を、世界野球・ソフトボール連盟(WBSC)が視察をし、絞り込む予定だ。

組織委の森喜朗会長は実施会場について「(追加種目の採択が)決まった時に用意していないというのではいけない」と述べ、関係団体との協議を進め、早期解決を目指すという。一部報道によると、プロ野球横浜DeNAベイスターズの本拠地、横浜スタジアムでの開催が有力視されている。会談後、組織委の布村幸彦副事務総長は「基本的には(野球とソフトボールについて)同一会場という話で動いている」と述べた。

また、一部の予選を被災地で開催することについて布村氏は「継続的な課題」と述べ、可能性を否定しなかった。被災地での開催は、これまでに遠藤利明五輪担当大臣や、福島市からも誘致の要望が出ていた。

会談では、メジャーリーグ選手の参加について、NPBの熊崎勝彦コミッショナーが、米メジャーリーグ・コミッショナーのロブ・マンフレッド氏に、大リーガー参加の要請したことも報告され、引き続き参加を促すことも確認された。

競技会場は25日に行われる組織委の理事会で正式に決定される見込みだ。野球・ソフトボールを含めた追加競技5競技18種目は、8月3日にリオデジャネイロで開かれる国際オリンピック委員会の総会で正式に採択される見通しだ。(平田秀介)