「大学生がひとつの軸」 2020年東京五輪ボランティア

(冒頭挨拶をする文化・教育委員会 青柳正規委員長  佐野圭弥撮影)

(ATR Japan)2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は14日に都内で第3回文化・教育委員会を開催し、2020年東京大会のボランティアプログラムについて議論を交わした。その中で深澤晶久委員は「一番体力のある大学生はボランティアのひとつの軸」と話し、大学生への協力を求めた。

一方で、宮田慶子委員は「学生でなければ不可能な拘束期間」と苦言し、最低でも1日8時間以上で10日間以上の参加を求めるボランティア要項に疑問を呈した。また深澤委員は「(東京五輪開幕の)7月24日は全国の大学の前期試験中で、場合によっては、4年生は就職活動中」と述べ、大学生を中心に協力を求める一方で大学生が参加しやすい環境を整えることが今後の課題だ。

 今後の予定としては、8月のリオデジャネイロ大会でボランティアプログラムの内容を検証し、10月以降にホームページ上で内容を公開して幅広く意見を集める。最終的には2018年にボランティアの募集要項を発表するという。(布原弘基)