陸上、水泳、サッカーが人気 治安、医療体制には不安も 大学生中心のリオ五輪アンケート結果

(ATR Japan)リオ五輪の直前、国内在住の大学生・大学院生を中心として545人を対象に、ATRジャパン編集部が緊急アンケート調査を行なったところ、注目の競技は、陸上、水泳、サッカーが上位を占めた。一方、大会の運営については、不安材料として治安を挙げる人が全体の3分の2に上った。(斎藤透、角田智実、東垣杏奈)

 

まず、リオ五輪を楽しみにしているかどうかを聞いた。その結果、「非常に楽しみ」(19.3%)と「楽しみ」(41.2%)が全体の6割を超え、若い世代でも期待が高まっていることが明らかになった。  次に、「楽しみにしている種目」を聞いたところ(複数回答可)、陸上が42.2%でトップ。続いて、水泳(41.1%)、サッカー(30.5%)、バレーボール(25.1%)と、スター選手を集める競技種目が上位を占めた。

その他の種目としては、テニス(24.1%)、レスリング(16.5%)、卓球(13%)が続いた。多くのメダル獲得が男女ともに期待されている柔道は、9.7%だった。バトミントンも6.6%にとどまった。

新種目の7人制ラグビーは12%と1割以上が選んだ一方、ゴルフは2.5%と控えめな結果になった。

大会運営に関する質問に対しては、不安な点(複数回答可)として挙げられたものは、「治安」(65.9%)が目立った。現地の日本人観光客への被害が報道されていることもあり、不安に感じた大学生が広がっている。さらに「医療体制、感染症」(35.4%)と政治問題(23.5%)が続いた。「準備不足」を指摘する声も3割を超え、改善の必要性が裏付けられた形になった。

観戦の仕方(複数回答可)については、「テレビのニュース」(57.9%)と「テレビで見る(リアルタイム)」(56.2%)の2つが群を抜いた。五輪の情報についてはテレビが、メディアの中で圧倒的な強さを見せつけた。続いて目を引いたのがSNS(24%)で、全体の約4分の1がSNSを活用したいと考えていることも分かった。他方で、新聞は18%、ラジオは1.2%にとどまり、映像がないという弱みが響いた形となった。

今回のアンケート調査は7月下旬、首都圏と関西圏の大学生・大学院生を中心に書面で行い、545人から回答を得た。

20160805 リオ五輪 アンケート グラフ2