「何らかの発言を、選んだ理由含め」と下村文科相、新国立デザイン責任者の安藤氏に

(ATRJapan)下村博文文部科学大臣は7月10日の定例会見で、日本スポーツ振興センター(JSC)が7月7日に開催した国立競技場将来構想有識者会議に欠席した建築家の安藤忠雄氏について、「ぜひ何らかの発言を、選んだ理由を含めてしていただきたい」と述べ、新国立競技場のデザイン採用責任者として、ザハ・ハディド案の選定理由を説明するべきとの認識を示した。

安藤氏は、新国立競技場のデザイン案選定の際の審査委員長を務め、7日の有識者会議ではデザインの採用過程についての発言に注目が集まっていたが、欠席した。

また、下村文科相は会見で、デザイン選定の際に建築費1300億円の検討状況について、「(値段とデザインを)別々にしていたとしたら、そういう事自体ずさんだったということになるだろうから、そこは検証すべき」との意向を示した。ハディド氏らデザイン提案者にこの建設予算が伝わっていたのか検証したいという。(竹ヶ原貴一)