「遠藤大臣のほうでやって頂きたい」と下村文科相、新国立競技場問題で

(ATR Japan)下村博文文部科学大臣が7月3日午前に開いた定例記者会見で、東京都に要請している新国立競技場の費用負担問題について、「東京都との関係は遠藤(五輪担当)大臣に調整をお願いすることとした」と述べた。難航しているこの問題を下村氏が遠藤氏に下駄を預けたかたちだ。下村氏は「(都に対して)必要に応じて対応する」としたうえで、「第一義的には都に対して遠藤大臣でやって頂きたいということで調整がついている」と説明した。

スポーツ議員連盟が新国立の建設財源として、スポーツ振興くじ「TOTO」の収益金のうち建設費に充てられる分配割合の上限を5%から10%に引き上げることを検討している。これについて、下村大臣は「ぜひ、早めに決めて頂ければありがたい」との意向を示した。一方、建設財源確保のため、プロ野球などにくじの対象を広げる案については「プロ野球については、今回は範囲を広げるというのは難しいというのは(スポーツ議員連盟の遠藤幹事長から)前から聞いている」との見方を示した。(横尾和哉)