IOC会長「4者協議で費用減」 五輪相との会談で

 (ATR Japan)国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は10月18日、都内で丸川珠代五輪・パラリンピック担当相と会談した。その中でバッハ会長は丸川五輪相に対し、東京都、日本政府、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会、IOCの4者による作業部会について「4者協議で検討していけば、相当なコストカットになるだろう」と説明した。一方でバッハ会長は「(五輪招致の)選挙が終わった後にルールを変更することはできない」と、一部の競技会場がコストカットなどの理由で再検討されていることについて牽制した。

 この提案を受け、丸川五輪相は「IOCにも全体経費の早急な算出について、組織委員会をサポートして欲しい」と述べた上で、「大会成功のためIOCの意見に真摯に耳を傾け、オールジャパンで協力していく」とバッハ会長の提案に協力する姿勢を示した。

  丸川五輪相は会談後、記者団に対し、「大変良い話し合いができた。コストカットにあたってはパーツパーツの議論ではなく、コストの全体像を示すことが重要という点で(IOC側と)意見が一致した」と話した。(佐野圭弥)