新国立競技場、1年遅れで着工 予算1489億円

(起工式に出席した安倍晋三首相(左端)と小池百合子東京都知事(右端)(田村純一朗撮影))

(ATR Japan)安倍晋三首相や小池百合子都知事らが出席し、新国立競技場の起工式が12月11日、東京都新宿区の建設予定地で行われた。当初、昨年10月着工、19年5月の完成を見込んでいたが、総工費が2520億円と当初予算の2倍以上に膨れあがったことをうけ、昨年7月に前整備案が白紙撤回された。これにより19年秋のラグビー・ワールドカップの新国立開催が不可能となった。1年2カ月遅れの着工となった現整備案では、19年11月末が完成予定で、総工費は政府が定めた1550億円を下回る1489億円を見込む。

 起工式に出席した安倍首相は「東京五輪・パラリンピックを世界一の大会にしなければなりません。新しい国立競技場はまさにその舞台にふさわしいスタジアムです」と述べた。また、小池都知事は「新国立競技場が2020年大会の記憶とともに、その先の未来も末永く誰からも愛される、そんな施設となることを心からお祈り申し上げます」と、レガシーとしての新国立競技場に期待を寄せた。(田村純一朗)