高木美帆三冠、作戦通りの快勝 女子マススタート

(集団を牽制する高木菜那選手 佐野圭弥撮影)

(ATR Japan)2017冬季アジア札幌大会でスピードスケート女子マススタートが23日、帯広市の競技場で行われ、日本勢の高木美帆、佐藤綾乃、高木菜那が「作戦通り」に試合を展開させ、快勝を収めた。高木美は3000メートル、1500メートルに続き、今大会3つ目となる金メダルを獲得し、三冠を達成した。佐藤は銀メダルを獲得し、高木菜は4位入賞した。

 マススタートは2018年の平昌五輪でも新たに採用された種目で、400メートルのトラックを16周して争われる。選手全員が一つのレーンで一斉にスタートするため、ショートトラックのような駆け引きや戦略性が求められる。

 レースは3周目、高木菜がトップを滑っているところを高木美と佐藤が仕掛け、一気にトップに躍り出た。一方、高木菜は依然として集団を率いる形でスピードを上げずに牽制した。最終的に集団は高木菜の牽制によって追い上げることができず、勢いに乗った高木美と佐藤がそのまま3位以下と約1周差をつけ、ワンツーでフィニッシュした。

 作戦通りの試合運びが成功し、平昌五輪への弾みをつけた。(佐野圭弥)

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(トップを走る高木美帆選手(左)と佐藤綾乃選手(右) 佐野圭弥撮影)