東京パラリンピック 「競技場に観戦しに行く」2割満たず ATR Japan 調査 

     (ATR Japan) ATR Japanは1 月、「オリンピック観戦とメディアに関する意識調査」を計170人対象にインターネット上で実施した。そこで観戦方法についてオリンピックとパラリンピックでは大きく異なることが分かった。「2020年東京オリンピックを競技場で観戦したいと思いますか」という質問には「観戦しに行くつもりだ」と「絶対に観戦しに行く」の回答が合計125人(62%)に上った。一方で、「2020年東京パラリンピックを競技場で観戦したいと思いますか」には「観戦しに行くつもりだ」と「絶対に観戦しに行く」と回答したのは33人(19%)にとどまった。 東京五輪大会組織委員会は、東京2020大会公式チケットの抽選受付を2019年春より開始することを発表しており、既に125万人がチケット購入に必要なチケットIDへの登録を終えているという。公式観戦チケットの抽選申し込み受付が4月に迫る中、パラ大会の会場集客に課題が残りそうだ。一方「ふだん、2020年東京オリンピックの情報収集で、もっともよくする利用するメディアはどれですか」という質問では、「テレビ(ネット上の公式サイトを含む)」が55%で最多。「SNS(TwitterやLineなど)」が49%で続き、「検索エンジン(グーグルなど)」が22.4%、新聞が17%だった。また、「テレビ」、「ネットメディア(ポータルサイトやSNS)」「新聞」それぞれのオリンピック報道に期待することを尋ねたところ、「テレビ」と「ネットメディア(ポータルサイトやSNS)」では、「速報・実況中継」が共に最多だった。一方「新聞」に期待するのは「試合・競技の結果・データ」がトップだった。新聞はテレビやネットメディアと比べ速報性は求められないものの、より詳細な情報が求められていることが伺える。「2020年東京オリンピック・パラリンピック開催時に競技・試合の情報収集で、もっともよく利用するであろう方法を教えてください」という質問では、「テレビの生中継・生中継の録画」が32%で最多。「テレビのハイライト・ダイジェスト番組」が27%で次点だった。全体の6割を「テレビ」で五輪の情報収集をする可能性が浮かび上がった。インターネットの発達した現代でも、五輪についてテレビの影響力が強いことがわかる。(田中雄大)