五輪ボクシングの出場資格とは!?話題沸騰中の井上尚弥選手の東京五輪出場可能性を探ってみた!

(ATR Japan)5月23日、IOC(国際オリンピック委員会)は、2020年東京五輪の実施競技から除外も含めて検討していたボクシング競技の存続を決めました。

そこでATR Japanが疑問に抱いたのは、5月18日にWBSS準決勝を戦い、2R1分19秒でTKO勝ちを収めて同大会決勝への進出を決め、日本だけでなく、世界中から注目を集める井上尚弥選手(26=大橋ボクシングジム)は東京オリンピックに出場するのか?ということです。

ATR Japan内でもボクシングについてはさっぱりという人間もいるので、以下の2点について徹底解説していきます。

1.東京五輪におけるボクシング出場資格について

2.井上選手が東京五輪に出場可能性について

1.東京五輪におけるボクシング出場資格について

2016年リオデジャネイロ五輪以降、井上選手のようなプロライセンスを持つ選手の出場も解禁されています。実際にリオ五輪では4名のプロ選手が参加しました。

しかし、リオ五輪ではWBCやIBFのようなプロボクシングの世界王座認定団体が安全面を指摘して参加する選手に1年間のランキング除外等のペナルティを課したり、各国のプロ統括組織が参加に反対したりとプロ選手の出場には高い壁がありました。日本では、日本ボクシング連盟山根明前会長がプロ解禁を認めなかったという背景がありました。しかし、同連盟の内田貞信現会長は、プロ解禁の考えであることを表明しており、これから日本のプロ選手にも門戸が開かれることも予想されています。

2.井上尚弥選手の東京オリンピック出場可能性について

結論から言うと、井上尚弥選手は出場する可能性は限りなく低いようです。

理由は主に以下の2つです。

  • アマチュアとプロのレベル差による危険性
  • ルールや戦術の違い
  • レベル差による危険性

アマチュアとプロの選手が試合をした際に選手間のレベルが違うことによって大きなケガを招く可能性があります。そのため、井上選手のように現WBA・IBF世界バンタム級王者かつ世界3階級制覇王者である選手が参加することは可能性が低いと考えられます。

  • ルールや戦術の違い

アマチュアは3分3ラウンドで行われ、プロの世界タイトルマッチともなれば3分12ランドで行われます。このラウンド数の差が、戦術が大きく変えると言われています。そのため、勝利に必要な要素がプロとアマチュアでは異なるため、プロの選手が五輪に出ることは考えにくいです。

現状、ATR Japanの見解では、井上選手の出場可能性は低いと考えられますが、是非母国開催の東京五輪で活躍する姿も見てみたいですね!また、東京五輪出場を目指している世界4団体ミニマム級元王者の高山勝成選手(36=名古屋産業大学)の動向にも注目です。 (吉崎良太)

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