「心を一つにスクラムを組んで」と森喜朗会長、組織委が仕事はじめ

(ATR Japan)東京五輪パラリンピック組織委員会(東京都港区)で1月5日、森喜朗会長が職員向けに新年のあいさつをし、「今年は(オリンピックの関心が)いよいよリオから東京に移る年になる。心を一つにスクラムを組んで頑張ってほしい」と呼びかけた。今年は新エンブレムの決定や、IOCによる追加種目の最終決定が控える重要な年になる。また、組織委も約300人から700人体制へと拡大していく見通しだ。

また、森会長は組織委発足からの2年間を「基礎ができた」と振り返った。このうえで、「スポーツというのはやはり自己犠牲の気持ちがないとできない。みんなが努力し、誰かが犠牲になっていくことで2020年東京オリンピックにおいてみんなが思い切ったプレーをできる。そういったことを組織委員会の仕事として頑張っていきたい」と力を込めた。

一方、武藤敏郎事務総長は「地に足をつけて一日一日の仕事をしっかりとこなしていきたい」と述べ、組織委体制の強化を目指していく必要を示した。体制強化に伴い、副事務総長に民間初でUDトラックス(埼玉県上尾市)の坂上優介会長が、新設でテロ対策などを主導するチーフセキュリティオフィサーには前内閣危機管理監の米村敏朗氏が、そして、スポークスパーソンとして元内閣副広報官・官邸国際広報室長の小野日子氏が、それぞれ就任した。(江原璃那子)

(森会長ら組織委員会職員一同:平田秀祐撮影)

(森会長ら組織委員会職員一同:平田秀祐撮影)