新エンブレム、3~4作品に絞り込みへ 本審査始まる

(ATR Japan)2020年東京五輪・パラリンピック大会の新エンブレムを選定するエンブレム委員会は1月7日、応募された作品から3~4作品を選定する審査を開始した。これまでに64作品まで絞った作品を各委員が審査し、3日間で段階的に絞り込んでいく予定だ。

7日と8日には各委員が審査会場で、タイトルや展開例、コンセプトとともに展示された作品について、3点、1点、0点の3段階で採点をする。その採点結果をもとに議論を行ったうえで30作品程度に絞り込む。9日午前には通過した約30作品について、委員が1人につき3作品を選び投票、8~10作品を選定する。その後同日午後に委員会での議論により「採用候補作品」として3~4作品が選ばれる。

7日に3段階の採点による審査を終えた杉山愛委員は「ここにあるすべて(の64作品)が狭き門をくぐってきた作品なので素晴らしいものであり、そこに甲乙つけるというのはすごく心苦しい」と述べ、採点の難しさを明かした。また、今後の選定について「(デザインの)専門家だけではなくて、一般の皆が共感できるようなものを選んでいけたらなという気持ち」と述べた。

3~4作品に絞り込んだあとは、国内外でそれぞれ商標登録を行う。その後、作品を公表したうえで国民の意見を最終審査に反映させ、新エンブレムは今年春ごろに決定する見込みだ。(平田秀祐)