「オリ・パラ音頭」など東京五輪へ向けての施策公表、中間報告

(ATR Japan)2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1月25日、大会への国民参加と大会後のレガシーの指針である「アクションアンドレガシープラン」の中間報告を発表した。「一地域一スポーツ運動(仮称)」や多言語ロボットの普及拡大、「オリ・パラ音頭(仮称)」の創作など、五輪へ向けての様々な提案が示された。

これは「スポーツ・健康」、「街づくり・持続可能性」、「文化・教育」、「経済・テクノロジー」、「復興・オールジャパン・世界への発信」の5つの分野を柱とし、それぞれ専門委員会を設置して議論を進め、都や政府、経済界などとも連携していく。この報告内容について組織委ホームページで公表し、意見募集する予定だ。リオ五輪前に最終的なプランを公表して、その実施に移していく。

例えば、都は「ようい、ドン!」と銘打った教育プログラムを新学期の今年4月から先行実施をする予定だ。組織委の森喜朗会長は「この愛称のもとで、東京都をはじめ全国で幅広く教育プログラムが実施されていくことを期待する」と述べた。このプログラムには五輪教育の促進やアスリートの学校への派遣、大会運営ボランティアへの参画などが盛り込まれている。

今回の理事会では、昨年12月に組織委副会長を辞任した豊田章男トヨタ自動車株式会社代表取締役社長の後任人事についても決議され、津賀一宏パナソニック株式会社代表取締役社長、冨岡勉文部科学副大臣の2人が副会長への選任を承認された。森会長は「お二人にご協力いただき、今後とも政府、経済界との連携を強めていきたい」と述べた。

また、リオ五輪・パラリンピックの各閉会式で、次回開催都市の東京に、オリンピック旗、パラリンピック旗を引き継ぐ「フラッグオーバーセレモニー」が行われる。この演出内容を検討するメンバーに、音楽家の椎名林檎さんや組織委エンブレム委員会の宮田亮平委員長が選ばれた。(平田秀祐)