「憲法95条を理解しているのか」文科省の競技場負担案に対して=都知事

(ATR Japan)舛添要一都知事は6月12日午後、都庁で開かれた定例会見で、都に新国立競技場整備費を負担させる文科省の特別立法案に対し、「50億円以上、500億円ぐらいを拠出させるための根拠となる法律を作るということ。それが東京都のみを対象にしている。憲法95条の規定があるので、そのことを理解した上で提案しているのか」との疑問を投げかけた。

また、下村博文・文部科学大臣が同日の定例記者会見で、日本スポーツ振興センター法に基づき都が国立競技場の改築費用を負担することは可能だと発言したことに対して、「私は何にも説明を受けていない」と述べた。

新国立競技場整備費をめぐって文科省と都の対立が取り沙汰されているが、舛添知事は「私の最大の責務は、都民の生命と財産を守る、ということは1円たりとも無駄させないという立場であるということ」と強調した。(横尾和哉)