都知事「大船に乗った気持ちで」 五輪担当相と会談

(ATR Japan) 舛添要一都知事は6月26日午後、都庁で新たに五輪担当大臣に就任した遠藤利明氏と会談し、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて都と国の連携を強めていくことを確認した。舛添知事は「スポーツの人脈も広く、精通されているので大船に乗った気持ちでやらせていただく」と遠藤大臣の来訪を歓迎した。

会談は終始和やかな雰囲気で行われ、2020年五輪・パラリンピックのビジョンについて、舛添知事は、遠藤大臣が東北地方出身であることを踏まえ「2020年の大会は大震災から東北中心に日本が復興を果たしたという姿を世界に見せる大会にしないといけない」と話すと、遠藤大臣は「福島県知事からも現地を見てくれという話になった。なんとか東北の福島などでできないか」と述べ、東北の被災地をキャンプ地の候補として提供したい考えを語った。

また、舛添知事が「パラリンピックを大成功させたい。ロンドンオリンピックの成功はパラリンピックの成功があったから」と、パラリンピックの重要性を語ると、遠藤大臣は「障害者のスポーツ施設は全国的にない。(特に地方の)施設を整備しなければならない」と述べ、「何ができるか、知事の提案をしっかり丁寧に受け止めて努めていく」と話した。

遠藤大臣は「みなさんとスクラムをしっかり組んで、全てを調整する役割を担うのが仕事だと思っている」と意気込みを語った。 舛添知事は、会談に先立った定例記者会見で「2020年に向けて全力を挙げて、オールジャパンでやらないといけないので、旧知の代議士が大臣になられるということで、いろいろな意味での意思疎通ができると思っている。公平な観点で透明性を確保することが非常に重要だと思っているので、1つ1つ着実に問題を片づけていきたい」と話していた。(橋本大周)