元男子バスケ五輪代表が選手強化団体を設立、東京五輪に向けて

(ATRJapan)男子バスケットボールのオリンピック代表選手で作る「五輪会」は2月15日、都内で記者会見を開き、2020年東京五輪に向けた選手強化などを図るために、日本バスケットボール協議会(JBIC)を設立した、と発表した。会長には、1972年ミュンヘン五輪得点王の谷口正明氏、幹事長には64年東京五輪代表の中村邦彦氏が就任した。これまでの「五輪会」は任意団体だったが、JBICは存在感と影響力を高めようと社団法人となる。

日本バスケットボール協会は内部の混乱から2014年11月、国際バスケットボール連盟(FIBA)に資格停止処分を科された。昨年6月、川淵三郎新会長のリーダーシップで停止処分は解除された。ただ、女子が今年夏のリオデジャネイロ五輪の出場権を獲得したものの、男子は1976年のモントリオール五輪以来、ひのき舞台から遠ざかっている。 半世紀近い低迷からはい上がるために、JBICとしては自らの経験を選手強化に反映させて、20年の東京五輪では、ホスト国にふさわしい活躍ができるようサポートしていきたいという。

なお、日本協会が推し進める選手登録費の値上げ、プロリーグの運営方法などで意見の食い違いはあるものの、問題解決のための話し合いを現執行部に粘り強く求めていく姿勢を強調した。(春日良一)