東京五輪で木材利用推進策を導入 木材調達の具体的施策は見えず

(新国立競技場における木材利用について意見を交わす隈研吾氏(中)と遠藤利明五輪相(右) 平田秀祐撮影)

(ATR Japan)2020年東京五輪・パラリンピック大会で木材利用の促進に関するワーキングチームの第2回会議が2月23日、都内で行われた。このチームは組織委や都などの関係者で構成され、会議には遠藤利明五輪担当大臣や新国立競技場設計担当の隈研吾氏らが出席した。

会議で隈氏は新国立競技場について、木材で「日本らしさ」を演出し、第三者による「森林認証制度」の認証を受けた木材を使用するとした。これには、日本の環境意識をアピールしつつ、国産材の活用や地方創世につなげたい背景がある。ただ、会議では木材の調達地域や種類などの具体的な議論はなかった。新国立競技場の基本設計の5月末に公開される見込みだ。(鈴木峻)