聖火台設置場所、フィールドかスタジアム外部など4候補選定

(ATR Japan)2020年東京五輪・パラリンピック大会に向けた新国立競技場の聖火台の設置を検討するワーキングチームは28日、フィールドやスタジアム外部に設置することが技術的な制約要因が少ないとする基本的な考え方を取り決めた。今後の具体的な検討のための指針を示した。また、今後のこの問題の検討主体を2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会にするとした。

座長の遠藤利明五輪担当大臣は聖火台の設置場所の選択肢について、(1)屋根の上、(2)フィールド、(3)スタンド、(4)スタジアム外部を候補とし、いずれの場合も周囲の空間確保が必要になると説明した。また、屋根の上に設置する場合には構造や工期に課題があり、スタンドに設置する場合には観客席を減らすなどの検討が必要になると補足した。

今後は組織委が主体となり、大会2〜3年前までに開閉会式の演出委員会を編成し、その後1年半前までに国際オリンピック委員会の承認を得て、具体的な聖火台のデザインや設置場所を決定する。ただし、聖火台の設置主体、費用負担に関しては未定。

遠藤大臣は今回の聖火台問題について、関係者間の連携不足が原因であるとし、今後は「関係機関でスクラムを組んでしっかりと検討してもらいたい」と述べた。(佐野圭弥)